独身貴族のFunky World

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2005年 12月 30日

New Cinema Paradise

久々にニューシネマパラダイスを観に行ってきた。何年ぶりだろう?とにかく思い出せないくらい久しぶりだった。

オープニングでシチリアの美しい海が映し出されたとき、思わず田舎を思い出した。毎日太平洋をを眺めながら育った私にとっては広大な海の風景というのは原体験なのである。モリコーネの美しいBGMが流れたときは、悲しいかな思わずニューデザインパラダイスを思い出してしまったが(笑)、、、。

言わずと知れた名作であることは間違いない。時代に左右されず、古さを微塵も感じ」させない作品である。

映画を観ながら感じたことは、やはり帰ることの出来る田舎があるというのは素晴らしいということだ。田舎で一生を過ごす人もいれば、外に出てそのまま戻らない人もいる。前者にとっては田舎の生活が人生の全てであり、ともすると世界は普遍であるかのように思えてくる。後者にとっては田舎は世界の一部でしかなく、外に出たからこそ田舎にいる間には気付かなかった良さが見えるようになる。地球から出てみて初めて地球の美しさが解るのと同じである。

もう一つ強く感じだ事。それは、自分を育ててくれた数知れない人々の存在である。名前も知らないがなんとなく毎日すれ違った人。いつも公園で同じベンチに座っていた人。スーパーのレジのおばちゃん。駄菓子屋のおじさん。友達のお父さんやお母さん。どんなに小さな役回りであっても自分の人生の1ページを飾っているのに間違いはない。反対に自分も気付かないところで他人の人生において1つの役割を演じているはずである。

"It takes a village to raise a child." 私の大好きな言葉。

人間は自分の気付かないところで人の世話になっており、また反対に人の役にも立っている。久々にこの映画を観て、見返りを期待するだけではなく真っ直ぐに生きることの大切さを再確認した。それから、人間の成長には数知れない人々が関わっているということも。

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by masakatsuyamamoto | 2005-12-30 00:29 | ブック&ムービー


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