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2006年 05月 08日

モーゼル川とコッヘム帝国城

今日はケルンから1時間ちょっとドライブをして、モーゼル川沿いのコッヘムという街に行ってきた。ライン川とモーゼル川が合流するコブレンツという街を抜けると、中世の美しい町並みが見えてくる。途中、ニュルンブルクを抜けるのだが、F1サーキットがあるせいか道路標識にはレースカーが描かれていた。そうそう、高速道路を運転していったのだが、さすがドイツ。とにかく速い速い。平均速度130kmで、もちろん160kmくらいで走っている連中もいる。ドイツ車が優れているのも当然である。ただし、車が早すぎて虫が避けられないのか、フロントガラスは虫が衝突して潰れた跡だらけ。どの車もそうだった。これってビジネスチャンス?それともドイツ人は気にならないのかなぁ??
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コッヘムではまるでディズニーランドにでもいるかのような錯覚を覚えたが、よく考えたらディズニーランドは中世ヨーロッパを模して作られているので当たり前か。むしろこちらが本物のディズニーランドといったところである。ここにミッキーが歩いていても違和感はない(笑)。
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コッヘム城は一度はフランス軍に破壊されたそうだが、その後1689年に個人によって買い取られ、ゴシック調の建築物として再建された。内装はすべて19世紀の上流社会の邸宅に見られたものばかりで、アールヌーボーとゴシックの融合した威厳と格調の高い雰囲気を醸し出していた。なんとモーゼル川やライン川沿いにはこのような古城が山ほどあるという。数世紀をまたいで見事に歴史的建造物が残っている。日本では京都くらいしか思いつかないが、このように日常生活の中で長い歴史を感じ取れるというのは民族のアイデンティティを維持する上でも有効であるに違いない。
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ランチはコッヘム城の中にあるレストランで、ドイツ初となるソーセージとビール!!高台から眺めるモーゼル川の流れと本場ドイツのビールで幸せなひと時だった。その後はモーゼル川を船でしばらく遊覧。船上ではモーゼルワインを飲み、これまた至福の時間であった。雰囲気としては隅田川を昇りながら浅草を眺めるようなカンジかな?
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こうしてドイツを歩いてみると、ローマ帝国がいかに壮大であったかがうかがい知れる。ドイツに葡萄を持ち込んでワイナリーを始めたのもローマ人。街のインフラや建物を作ったのもローマ人。とにかくローマ帝国がなければ西欧はまったく違った国になっていたのかもしれない。そう思わせるほど、当時の町並みや文化が色濃く残っている。また、街町並みは第2次大戦で破壊されたそうだが、その後の再建が見事である。突然モダンな建築物を建てるのではなく、周囲の自然環境に溶け込むようなものしか作らない。ファサード等再利用できるものはすべて再利用し、街の雰囲気を変えてしまわないよう気を使っているのがよくわかる。

明日はケルンの街を散策する予定。
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by masakatsuyamamoto | 2006-05-08 15:48 | 僕の散財日記


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